2012/07/26

旅ゆけば ・・・   ※長編です


数ヶ月前のこと。
紀伊半島・熊野古道の旅があんまりグレートだったので記しておく。




何が良かったかって、
山や川の自然はもちろん、詣でた熊野本宮や那智大社の神聖な空気感…は
言うまでもなく素晴らしかったのだけど、


一番印象的だったのは、地元の人だった。
とにかく、気さくで親切。
ちょっと道でも聞こうものならそこまで送ってくれたり、色々と情報を提供してくれたり。
オマケに何かくれたり。


それが旅行者にも伝染するのか、地元の人に限らず、会う人会う人が優しかった気がする。


いでたちがバックパッカーだからかしら。






 
やっぱり、一眼レフ持って行けばよかったかな。






以下、小話を少々…


①予約した旅館、フロントのおっちゃんが少年時代に憧れていた女子と私が同姓同名
 だったので、 秘かに期待していたそうな。 スミマセンね…



②東京から来たという若者衆の女子の一人が、地元の人から 2枚もらったという
    " お金が貯まる " らしい御神木の葉っぱを1枚を分けてくれた。
    おぉ、ありがとう。 貯まる気がしてきたぞ。



③鎌倉積みの急な石段で有名という神倉神社へ。 登っている途中にいた男性に話しかけられ
    「時間ありますか?思い出をひとつ…」 と、木箱から出てきたのは…横笛…(?)
    タイトルは「命」 、だ、そうです。(だったっけ?) CD出してるんだって。
    木々に囲まれた静かな階段で、笛を吹くおじさん、と私。 その間を通り過ぎる参拝者。
    シュールだなー。 そして結構、長編な大作だったんだなコレが。



④  ↑ があって、タイミングが良かったのか、帰り際に手水場をお掃除していた女性に
    「時間あるなら、これから お祓いと奉納の儀 があるからよかったら。」
     と、お声をかけていただいた。 月に2回、行っているそう。
    神主さんにお祓いを受け、お神酒をいただく。 参加者2名。 ちょっと得した気分。   
    笛のおじさん、ありがとう。 CD買うョ。



⑤帰りの電車まで、近くの城跡を周ろうと立ち寄った。 そこで出会った散歩中のご夫婦に、
    所要時間と駅までの時間を聞いたところ、女性が案内してくれるという。
    いつもの事だから、と、旦那様は置いて先にゆく(すみません)
    かなりのご健脚で、景色のいいスポットを案内しつつ、色々なお話をして下さった。
    なんと、御年80歳を超えているそうな。
    そんな彼女に連れられて、駅前の横断歩道を渡る私…普通は逆ですね。



ついでに。
山歩きの格好のまま温泉に行ったら脱衣所で一瞬、に間違われた。






これはほぼ、後半・1~2日の出来事で、同行者がいた前半もかなり笑いあり涙ありで。
これまでのベスト3に入るであろう、思い出深い旅になりました。
またいつか、今度は違うルートで歩きに行きたいな。


個人的にはシーズンちょいオフ、がおすすめです。 静かでよい。













 
長い山道を歩いてたどり着く神聖な場所は、やはりちょっと特別な空気が流れている。








 
那智の滝。 先日、ここに登って捕まったクライマーがいた。 深い意味で勇気あるなぁ。。。








 
正体不明の巨大な綿毛がふわふわ。








 
ラッシャイ。 何、握リマスカ ?

 ジョボボー


1 件のコメント:

あや さんのコメント...

ブログ頑張ってるぅ!

笛のおじさんの話しは吹き出してしまったわ。
素敵な(?)出会いを呼び込む力を持っているのね。
次回は♂に間違えられぬよう、女子力UPも期待します。